観光建設公営企業委員会 行政調査2

近江八幡市での調査では、平成17年より行政が開始した風景計画に基づく景観づくりについて調査を行いました。hakuunnkan

近江八幡市は、滋賀県の中央、琵琶湖の東岸に位置した街です。歴史は古く、織田信長が天下統一を夢見て、豊臣秀次が築いた近江商人のふるさとです。

街並みにも非常に歴史を感じさせる建築物が多く残っていました。

まず、この近江八幡市の景観に対する運動は実に昭和40年から始まっています。

今でこそ屋形遊覧船が行きかい観光スポットの一つとなっている八幡掘という大きな水路がありますが、当時は全く手入れがされておらず、生活排水などが垂れ流しになっており、異臭など公害の原因となっていました。

住民の陳情により一時は埋め立てられようとしていました。しかし、当時の地元JCの皆さんが立ち上がり、八幡掘保存再生運動を開始したのです。そして行政もそれに呼応し、修景事業へと舵を切ったのです。

その後も景観保護を目的とした市民団体がいくつも発足し、景観保全運動は市民に広がっていきました。

そして、平成17年に近江八幡風景計画の第一弾となる「水郷風景計画」が策定されました。その後も19年に「伝統的風景計画」28年に「水郷風景計画(拡大)・歴史文化風景計画・全市計画」が策定されました。

これらの計画の中で、市内をゾーニングしそれぞれの特徴的な景観を生かし、守っていく計画となっています。

とにかく近江八幡市の市民の皆様の景観に対する意欲とエネルギーが素晴らしいと感じた調査でした。

熱海市は特に観光都市であるから景観には本当に気を使わなければいけないと思いますが、現状ではまだまだ行き届いていない部分も多く見受けられるのは事実です。

今後も観光温泉文化都市の名に恥じぬ景観づくりをしていくために市民の皆様のご協力が不可欠です。

観光客の皆さんが満足していただける景観を作り上げていくためにご協力よろしくお願いいたします。

観光建設公営企業委員会 行政調査1

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10月24日~26日

熱海市議会、観光建設公営企業委員会の所属議員で行政調査に行ってまいりました。

今回の調査では、近畿大学にて開発された”ウナギ味のナマズ”近大ナマズの調査を、近江八幡市にて平成17年から行われている景観保全事業について調査を行いました。

近畿大学ではこの近大ナマズ、そしてにおわないブリの開発者である有路昌彦教授にお話を伺ってきました。

まず、ウナギ味のナマズの開発を行うきっかけです。

まず、現在のウナギを取り巻く環境から簡単に説明すると

・ここ数年流通量が減少している

・ウナギの稚魚である、シラスウナギの個体数が激減し供給量が減少している

・ニホンウナギ、ヨーロッパウナギ、アメリカウナギともに絶滅危惧種に指定されており、資源保護のために扱い量の制限がある

ということから、天然物は当然のことながら養殖業も非常に厳しい状況となっている。

そこで教授は、夏にウナギが定着している理由を分析し、「夏に、脂がのっているスタミナのつく魚」を日本人は食べたいのだと結論付けました。しかし、それを満たすのはウナギだけ、では他にそのような魚はないのか?

この発想から浮上したのが、ナマズだったそうです。

しかし、ナマズは普通に養殖しても、ただの泥臭い魚となり食べられたものではないそうです。

ナマズの泥臭さの原因は、鱗を持たないナマズが皮膚を守るため泥の中に生息するバクテリアを身にまとっているからであり、そのバクテリアがあの泥臭さの原因なのです。

そこで、バクテリアのいないきれいな水で育成し、エサも脂ののった肉質を生み出すものを開発し、近大ナマズが完成したそうです。

基本的にナマズは養殖が難しい魚ではなく、バクテリアのいない地下水、水質、水温、エサの管理さえできれば十分に養殖ができます。

特に、水温を28度に保つ必要があり、温泉の湧いている熱海では温泉を利用した温度管理が可能となるため自前のボイラーを使う必要がなく、コスト的に見ても有利だという事です。

では、市場の方を見てみますと、供給に対して需要が非常に大きく現在生産されているナマズではまったく足りない状況だという事で、現状では作れば売れることは確実だそうです。

今後マーケットがどのように推移していくかわかりませんが、熱海市において新しい産業となる可能性もありそうだと感じました。

コミカレねっとわーく東部リーディング in 戸田

10月22日

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この日沼津市の戸田地区にてコミカレねっとわーくの東部リーディングが開催されました。

昨年熱海市で開催された東部リーディングでは各地区のコミカレが日頃の取り組みについて発表を行いましたが、今回の戸田では、戸田地区における地域活性化の現況そして戸田地区のみどころと題して講演が行われました。

地域活性化の現況では、戸田地区で取り組んでいるゴミ拾い活動などをはじめとした様々な活動が紹介されました。

講演が終わると、戸田造船郷土資料博物館に移動し、博物館の見学、戸田に古くから伝わる風習である、タカアシガニの甲羅で作る魔除のお面の製作体験、塩づくり体験などを行いました。

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平成28年9月議会閉会

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9月23日、平成28年度9月定例会が無事に閉会いたしました。

前記事でも紹介した通り本議会では27年度決算に係る認定案、そして28年度補正予算案が多数上程され、議場、委員会での議論、審査の結果今回上程された議案は全て可決されました。

決算に関しては、執行率はおおむね良好だったものの、基金(目的に応じて積み立てるお金)が前年度に比べて多かった印象を持ちました。要するに、お金をためておくばかりではなく、その年度の事業に対する予算としてもっと利用すべきものだという事なのです。基金の積み立ても重要な事ではありますが、何よりやるべきは行政サービスの充実を図ることですから、是非ともそこに税金を投入していただきたいと申し上げました。

また、今回熱海消防第3分団移転のための用地取得のための補正予算案が提出、可決されたため、10年来の懸案事項であった熱海消防第3分団の詰所耐震問題、津波浸水域問題で、移転を実施する要望を行ってきましたが、やっと現実のものとなるときが来ました。遅くとも10月には用地の売買契約がなされる見通しとなっています。

残るは熱海消防第2分団の詰所だけとなり、こちらも早急な対応を願うものであります。

 

さて、本議会での質問に対する答弁を簡潔に紹介させていただきます。

 

1、市内中学校の部活動について

これに関しては、市内中学校の生徒たちが、部活動で東海大会に出場するなど素晴らしい成績を残しています。しかしながら、その陰で保護者の負担が遠征などの要因により増加しています。他市町では部活動に助成を行っているところも珍しくありません。そこで、部活動に対する助成を要望したものです。

この要望に対し、当局は教育長さんが答弁し、来年度予算に部活動に対する助成のために庁議での予算要求をすることを決定したと述べました。

今回は部活動に関する事でしたが、今後も教育に関する施策は重要と考えていますので、積極的に提案、要望を行っていきます。

 

2、高齢者外出支援バス事業について

現在熱海市が行っている高齢者外出支援バス事業の現状と、過去に行った交通不便地域におけるジャンボタクシー事業との比較、それを基にした改善策について問いました。この事業の目的は、高齢者に外出してもらい、心と体の健康を増進させるというところにあります。

事前にいただいた今回の試験事業の途中報告を見る限りでは登録者が22人と実施地域にお住いの高齢者の方々の1割にも満たない人数で、以前のジャンボタクシー事業とほぼ変わりない結果となっています。

この結果を受け、私は交通不便地域への外出支援と、心と体の健康を増進させることを分けて考えるべきだと提案しました。

対する答弁は、今後外出目的と共に高齢者の居場所づくりにも注力していく、という事でした。

この、居場所づくりというのは今後の高齢者のコミュニティづくりに際して最も重要な事の一つであると考えています。現在七尾団地の集会場では、七美クラブという団地の高齢者の居場所が確立されており、県内外からも多くの視察が訪れる先進的な取り組みとして注目を集めています。そのような場所が市内にあるのですから、参考にしない手はないのです。

他市町でも成功している居場所づくりがいくつかあります。それを参考にしたうえで、近所で気軽に集まり、歓談したりレクリエーションができるような居場所をつくりだしていくことを目指します。

 

3、熱海市の保育園、幼稚園について

認定こども園事業をスタートさせてから約1年が経過しました。しかしながら、未だ用地の決定にも至っていない状況にあります。老朽化した小嵐保育園と緑ヶ丘幼稚園にこどもを預けている保護者の方々は日々不安を感じています。早急な認定こども園の創設のために、候補用地の確定を求めたものです。

対する答弁は、両園で働く職員の認定こども園への対応準備はできている。周辺住民の理解と協力あって成り立つ施設であると考えているが、この視点に立った取り組みが足りなかったと反省している。

 

4、介護士、ヘルパー確保のための資格取得支援について

熱海市の老人介護施設では、介護職員の不足が慢性化しています。そこで、求人を出しておくだけではなく、熱海市が積極的に介護職員の育成の手助けをするような施策を打ち出すべきであり、現在熱海市が行っている奨学金事業を応用し、介護職を目指す方の援助をするべきと提案したものです。

対する答弁は、介護職の人材は流動的で広域的に移動していくため、熱海市単独での事業は難しい。しかし、県が介護従事者の育成事業を行っているので、それの周知の徹底と利用の促進を促していきたい。

この答弁を受け、今後高齢者は増え続け、2030年には人口の50%が高齢者になると推測されています。恒久的に人材が不足するのは目に見えているわけでありますから、県の事業だけでは不足があるのであれば改めて独自の対策を考えなければいけないと感じました。

 

5、有害鳥獣対策について

この問題も、毎年同じようなことの繰り返しで、野生動物が相手という事で根本的な解決は難しい事ではあります。

しかしながら近年は、住宅街や、小学生の通学路や幹線道路にも出没しているとの目撃情報が後を絶たない状況にあります。

また、防止策として鳥獣防止柵の設置に補助金を出しているが、自分で設置する労働力や業者に発注するための資金がない方はどうしたらいいのかなどについて問いました。

また、今後は罠の設置に関しても、けもの道に設置して捕獲されるのを待つばかりではなく、いくつかある餌場をつぶして、罠を設置した餌場に誘導し捕獲するといった方策をとるべきであるとも提言しました。

 

平成28年9月議会 質問日と時間

私の本議会の質問日と時間が決まりましたのでご報告いたします。

9月12日 月曜日 午後4時10分~午後4時55分

となりました。皆様是非とも議場へお越しください。

なお、通告した質問は以下の通りです。

1、市内中学校の部活動について

・これに使用する学校所有の備品の現状は

・これに関する課外活動や遠征に係る保護者の費用負担の現状は

・これに対して熱海市の助成制度はどのような状況か

 

2、高齢者外出支援バス事業について

・過去に行われたジャンボタクシーでの外出支援事業と比較して結果はどうか

・この事業の見直しの時期に来ていると思うが、現状見直すべきところはどこにあると考えているか

 

3、熱海市の保育園、幼稚園について(大項目のみ)

 

4、介護士、ヘルパー確保のための資格取得支援について

・熱海市における介護施設の人員の現状は

・熱海市が介護士、ヘルパーの育成を支援してはどうか

 

5、有害鳥獣対策について

・熱海市における有害鳥獣の被害や対策に関する年間の相談件数は

・熱海市が行っている対策は

・被害者自身が行う対策に対する市の助成や補助のメニューは

・毎年被害が多くなる時期はほぼ同じ時期になると思うが根本的な対策は

 

6、外国人観光客誘客促進事業について(大項目のみ)